このサイトの記事作りでは、AIに下書きを作らせた後、すぐ公開ボタンを押さないようにしています。
以前は「下書き」と「公開済み」だけで考えていました。ただ、この二つだけでは、公式情報を確認したのか、自分の体験と混ざっていないか、広告を出してよい状態かが分かりません。
そこで、記事の状態を5段階に分けました。文章をうまく書くための方法ではなく、出してはいけない原稿を途中で止めるための分け方です。
先に結論
AI記事の公開前チェックは、一度に全部読むより、原稿の状態を次の5段階へ分けると進めやすくなりました。
- 調査中
- 下書き
- 確認待ち
- 公開承認済み
- 公開済み・再確認
このサイトでは、3番目の「確認待ち」までは、開発中の画面だけで見られるようにしています。記事一覧、サイトマップ、本番の公開ファイルには入りません。
文章が完成して見えても、事実、一次証拠、PR表示、広告リンク、公開ページの一致を確認するまでは公開しない。この境界を状態として残すことが、いちばん効きました。
1. 調査中は、本文より先に根拠を集める
最初に決めるのは、見出しではなく「この記事で何を判断してもらうか」です。その判断に必要な公式情報と、自分が実際に見たものを分けて集めます。
私が使っているメモは、次の形です。
読者が判断すること:
自分で確認したこと:
公式情報で確認したこと:
試していないこと:
本文で言わないこと:
「試していないこと」と「言わないこと」を先に書くのがポイントです。機能が公式サイトに載っていても、使いやすさ、精度、短縮時間まで自分の結果として書けるわけではありません。
Googleの生成AIコンテンツ向けガイダンスでも、価値を加えない大量生成は問題になる可能性があり、正確性、品質、関連性を優先するよう案内されています。生成した本数ではなく、そのページに固有の判断材料があるかを先に確認します。
2. 下書きでは、事実と感想を混ぜない
材料が揃ったらAIへ下書きを任せます。この段階では、文章の流れよりも、事実の主語を見るようにしています。
- 公式サイトが案内している機能
- 私が実際に行った作業
- そこから考えたこと
- 読者へ提案する次の行動
この四つの主語が入れ替わると、未使用の製品を使ったように見えたり、広告主の実績を自分の結果として読めたりします。
AIへ渡す材料そのものを整理したい場合は、AIに書かせる前に用意した3つの材料で、体験、避けたい表現、参考文章の分け方を紹介しています。今回の5段階は、その下書きができた後の話です。
3. 確認待ちは、本番から外して見た目を確かめる
原稿だけを読むと、公開画面で見出しが長すぎる、表がスマートフォンからはみ出す、PR表示が本文より後ろへ回る、といった問題を見落とします。
このサイトでは、確認待ちの記事を開発中のURLでは表示しながら、本番の一覧とサイトマップからは外しています。内容を確認する人は実際の見た目で読めますが、承認前の記事が検索や広告リンクから開かれることはありません。
確認するのは、次の6点です。
- タイトルと冒頭だけで対象読者が分かる
- 自分の体験と公式情報の境界が分かる
- 出典と確認日が残っている
- 試していない内容を効果として書いていない
- 広告がある場合は、先にPRと分かる
- 次に行うことが一つに絞られている
誤字だけを探す校正とは分けます。ここでは「この内容と条件で外へ出してよいか」を見ます。
4. 公開承認済みになってから、広告と配信物を確定する
本文が了承されても、広告リンクが別案件のものだったり、PR表示がなかったりすれば公開できません。
このサイトでは、広告案件のID、記事内の広告リンク、PR表示の三つが合っているかを機械的に確認しています。広告がないのにPRと表示している逆方向の不一致も止めます。
専用のAI記事作成ツールには、記事生成から投稿までつながるものもあります。Value AI Writer byGMOの公式ページでは、タイトル、見出し、本文生成、HTML変換、WordPress連携が案内されています。同じページの利用手順でも、生成後は目視し、誤った情報に注意して、最終チェックを自分で行うよう示されています。
私はValue AI Writer固有の操作性、生成品質、作業時間、検索順位を試していません。ここで確認したのは2026年9月9日時点の公式公開情報です。ツール上で投稿できることと、その記事を公開してよいことは別に考えています。
5. 公開済みは、URLが開くだけで終わらせない
公開後は、手元で確認した原稿ではなく、実際のURLから取得したページを見ます。
直近の記事でも、公開前に用意したファイルと公開ページの一致を確認しました。見出し、正規URL、PR表示、広告リンク、試していない範囲の説明、HTTPとwwwからの転送も確認しています。
Search Consoleでインデックス登録をリクエストしても、検索への掲載や時期が保証されるわけではありません。Google公式も、再クロールのリクエストは即時の掲載や掲載自体を保証せず、多数のURLはサイトマップで知らせるよう案内しています。
そのため、公開済みの欄には「登録リクエストを送った」だけでなく、公開URL、確認日、後から直す条件を残します。
公開URL:
公開画面で確認したこと:
広告掲載URLの提出:
検索への通知:
次に見直す日・条件:
1枚で使う公開判定メモ
最後に、5段階を一つへまとめます。文章作成ツールやCMSが変わっても、この欄はそのまま使えます。
【調査中】読者の判断/自分の証拠/公式情報/言わないこと
【下書き】公式の事実/自分の体験/考え/次の行動
【確認待ち】出典/未評価/見た目/PR/広告条件
【承認済み】承認した本文/公開日/配信対象
【公開済み】公開URL/公開後確認/検索通知/見直し条件
五つを同じ日に埋める必要はありません。むしろ、根拠が足りない記事を「調査中」へ戻せること、確認する人の返事を待つ記事を「確認待ち」で止められることに意味があります。
まずは、いま書きかけの記事を五つのどこに置くか決めてみてください。「下書き」と「公開済み」の間に確認待ちを一つ置くだけでも、公開前に見るべきものがかなりはっきりします。
この記事の確認情報
最終確認日:2026年9月9日
確認に使ったもの
- このサイトで調査中・下書き・確認待ち・公開承認済み・公開済みを分けている実装
- 公開前は記事一覧・サイトマップへ含めず、公開後に原稿と公開ページを照合した運用記録
参照した公式情報
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