サイトを作ろうと決めてから、いちばん長く止まったのがドメイン名でした。

サーバーは後から乗り換えられます。デザインも記事も直せます。ただ、ドメインだけは、公開してしばらく経つと変えにくくなります。検索から入ってくる人も、名刺に書いた文字も、そのアドレスを指すからです。

このサイトのドメインを決めたときに考えたことを、後から変えにくい順に4つ書きます。

先に結論

私が順番に決めたのは次の4つです。

  1. サイト名に合ったドメインか
  2. 口頭で伝えやすく、メールアドレスにしても長すぎないか
  3. 本当に空いているか(思い込みで進めない)
  4. 更新料と、サーバーの無料特典の条件

3番目と4番目は事務的な話に見えますが、ここを飛ばすと、決めた後に取れないと分かったり、翌年の請求で驚いたりします。

1. サイト名に合ったドメインか

先にサイト名を決めて、そこからドメインを考えました。逆にすると、取れるドメインに合わせてサイト名が歪みます。

このサイトは「ひとり業務ツール比較」という名前なので、hitori-tool.com にしました。サイト名そのものではありませんが、「ひとり」と「ツール」という言葉はドメインにも残しています。

事業の屋号があるなら、それに寄せるのがいちばん迷いません。屋号とサイト名が違う場合は、読者が探すときに打つ文字のほうへ寄せます。

2. 口頭で伝えやすく、メールアドレスにしても長すぎないか

ドメインはサイトのアドレスだけでなく、メールアドレスにもなります。contact@自分のドメイン の形です。

私は問い合わせ先を作るところまで決めてから選びました。ここを考えずに長いドメインにすると、名刺や請求書に書いたときに窮屈になります。

見ておきたいのは3点です。

  • 電話で伝えやすいか(つづりを何度も説明しないと伝わらないものは避ける)
  • ハイフンや数字が入りすぎていないか(打ち間違いのもとになります)
  • 略語が一般的に通じるか

日本語のローマ字表記は、伸ばす音の書き方で分かれます。どちらの綴りでも来られるように両方取る手もありますが、まずは1つに決めて、実際に使ってみるのでも遅くありません。

3. 本当に空いているか

「この名前なら空いていそう」で進めないほうがいいです。私は決める前に、登録情報を照会できる公式のツールで、候補が実際に未登録かを確認しました。

ここで大事なのは、照会した時点で未登録でも、取得できることを保証するものではないという点です。人気のある文字列は、調べている間に取られることがあります。

なので、確認して良さそうだと分かったら、そのまま取得画面へ進むのがよいです。私も、候補を3つ並べて順位を決めてから、上から取得を試す形にしました。第一候補が取れなかった場合に慌てないためです。

4. 更新料と、サーバーの無料特典の条件

ドメインには毎年の更新料があります。ここで見落としやすいのが2つあります。

初回と更新で金額が違うことがある。取得時の表示だけを見て決めると、翌年の請求で差に気づきます。取得料金と更新料金は、必ず両方見てください。

サーバーの無料特典には条件が付く。契約中はドメインの更新料が無料になる特典を用意しているレンタルサーバーがあります。ただし、対象になるドメインの種類、同じアカウントで管理する必要があるか、いくつまで使えるか、といった条件があります。

私の場合は、すでに契約しているサーバーで特典の枠が使えるかを先に確認し、使えなければいくらまで払うかという上限を決めてから取得画面へ進みました。金額を決めてから見に行くと、勢いで上位プランを選ばずに済みます。

料金や特典の条件は変わります。この記事の時点の金額は書きません。契約する時点で公式ページを見てください。

取得したら、その日のうちにやること

ドメインを取っただけでは、まだサイトは見られません。私は取得した流れで次まで進めました。

  1. 契約しているサーバーに、そのドメインを追加する
  2. 無料の独自SSLを有効にする
  3. contact@ のメールアドレスを作る

3番目は、サーバーによっては試用期間中に作れないことがあります。私が使っているサーバーの公式マニュアルにも、試用期間中はメールアカウントを追加できないと書かれていました。問い合わせ先を早めに公開したい場合は、ここを先に確認しておくと待たずに済みます。

なお、SSLを有効にしただけでは http:// から来た人が https:// へ自動で移りません。転送の設定は別に必要です。ここは私も一度つまずきました。

まとめ

ドメインは、後から変えるのがいちばん面倒な部分です。だからこそ、名前の響きより先に、メールにしたときの形と、更新料の条件を見ておくと後悔しにくくなります。

これから決めるなら、候補を3つ書き出して、公式のツールで空きを確認するところから始めてみてください。1つに絞ってから調べると、取れなかったときに考え直す時間がかかります。

この記事の確認情報

最終確認日:2026年9月2日

確認に使ったもの

  • hitori-tool.comの選定・取得時に検討した内容
  • 取得後のドメイン追加・SSL・問い合わせメール作成の記録

参照した公式情報

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